RAIJINTEK METIS PLUS +Ryzen7 3700X でPCを組む

最終更新日:2024‐01-02

先日、久しぶりに自作PCを組みました。そう。Ryzen7で。

音がいいですよね「ライゼン」って。ものすごく強そう。 雷禅。

いままで自宅では「ASRock N3150-ITX」というオンボード仕様のマザーボードで組んだ自作PCを使用していたのですが、時が経ってWebを閲覧するのもストレスが溜まるレベルになっていました。

そこで今回、思い切って流行のAMD Ryzen を使った小型PCを組むことに決めました。

採用したパーツ

採用したパーツを表にまとめました。

ポイントとしては

  • PCケースがかなり小型なのでグラフィックボードの長さに注意し、230mmにしたこと
  • グラボの長さにも関係してSFX電源を採用したこと
  • Ryzen第3世代に対応したマザーボードかBIOSを確認したこと

といったところです。あとは大体価格コムで高評価がついている製品を調べながら、使用用途との兼ね合いを検討しつつコスパ重視で選択しました。

分類部品名価格
(円)
備考
CPURyzen7 3700x43,780TSUKUMO 本店の店頭にて購入
マザーボードASUS ROG STRIX B450-I GAMING/td>16,830TSUKUMO 本店の店頭にて購入(CPUセット購入で1,500円引きでした)
今回採用したケースに収めるためにはMini-ITXである必要があります。

また、Ryzen7 3000番台の第3世代Ryzenを使用する場合、このM/BのBIOSのバージョンが重要です。詳しくはメーカーサイトをご確認ください。
PCケースRAIJINTEK
METIS PLUS 0R200061 (ホワイト)
5,424TSUKUMOオンラインで購入
電源CORSAIR
SF750 Platinum (CP-9020186-JP)
19,262TSUKUMOオンラインで購入
SFX電源
メモリG.SKILL F4-3600C19D-32GSXWB16,308同上
SSDCrucial P1 CT1000P1SSD8JP10,770同上
OSWindows 10 Pro 日本語版 (HAV-00135)23,754同上
CPUグリースThermal Grizzly Thermal Grizzly Kryonaut 1g (TG-K-001-RS)1,037同上(あとで知ったのですがグリスはCPUファンに付着されています。不要といえば不要。気持ちの問題です。)
グラフィックボードSAPPHIRE PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL HDMI / DUAL DP OC W/BP (UEFI) 11266-66-23G13,838TSUKUMOオンラインで購入
長さが230mmですが、SFX電源を使用するとケースに収まります。
ケースファンSCYTHE
KAZE FLEX 120 PWM SU1225FD12M-RHP
1,100TSUKUMO 本店で直接購入。TSUKUMOオンライン販売サイトではこの型番の商品は扱っていない様子。類似商品として同じく4PINでPWM方式のこちらが良いかと思います。
合計151,003

CPU

Ryzen7 3700x を選択しました。

ロマンが詰まった8コア16スレッドです。こちらの商品はCPUファンもセットとなっており、お買い得です。CPUファンにはグリスがきれいに塗られていますので敢えてCPUグリスを買う必要はなかったです。

ちなみに Ryzen9 3900Xも発売されており、Ryzen9であれば12コア24スレッドとなりますがお値段も上がりますので、ここはぐっと我慢です。

RAIJINTEK METIS PLUS 0R200061 (ホワイト) を選択しました。

非常に小型ですが、組み立てやすい印象です。また、2.5インチSSDが2台搭載可能な点もポイントが高い点です。Windows10 Proではソフトウェアミラーリングが可能ですので、2台載せられる点は非常に心強い仕様です。

また、天板にメッシュの排気口がありますのでエアフローとしても効率が良いのではないかと思います。

対抗馬としては Thermaltake Core V1 を検討していましたが、METIS PLUSのPCケースの方が小型で組み立てやすい印象であり、カラーリングも選択肢が多かったのでこちらで決定しました。

ASUS ROG STRIX B450-I GAMING を選択。

PCケースをMETIS PLUSに決定したため、マザーボードはmini-ITX規格であることが条件です。

ここはかなり迷いました。この商品はBIOSのバージョンによりRyzen7の第3世代(3000x)対応状況が異なるようでTSUKUMOまで直接購入しに行きました。

化粧箱に「AMD Ryzen3000 Desktop Ready」と記載された オレンジ色のロゴ が目印です。

対抗馬としては「GIGABYTE X570 I AORUS PRO WIFI [Rev.1.0] 」を検討していました。チップセットも新しく、Wifi6に対応していますのでかなり使い勝手が良さそう。ここは奮発しても良かったかなと思っています。

この「ASUS ROG STRIX B450-I GAMING 」は、M.2 SSD を ボードの表面と裏面で2枚搭載できる仕様なのですが、あちこちで書かれているように裏面に搭載した場合の排熱処理に疑問がありますので、無理させないように1枚のみの搭載としています。

グラフィックボードは、だいぶ悩みました。しばらく自作PCをしていなかったのでグラボの流行がだいぶ分からなかったからです。なので、「とにかくケースに納まって、選んだマザボに搭載できて安くて早いやつ」を軸に選んでいきました。

で、選んだのがこちら。というか、価格コムで1位だった商品です。結局そこです。

SAPPHIRE
PULSE RADEON RX 570 8G GDDR5 DUAL HDMI / DUAL DP OC W/BP (UEFI) 11266-66-23G

第一印象は、「デカっ!」です。これでも小さい寸法のようなので最近のグラボの仕様はすごいんだなと思いました。 グラボの長さが230mm 。これがちょうど良い大きさでケースに納まってくれます。あと3cm大きかったら、天板のUSBのコネクタの部品に干渉してしまって、私には手が負えなかったと思います。

電源ユニット

電源ユニットはSFX電源を選択しました。今まで知っている電源ユニットはかなり巨大でしたがこのSFX電源はとても小さくしかも750Wまで対応しています。

詳細はこちらのメーカーページ取扱説明書をご確認ください。

作ってみての感想

グラフィックボードとSFX電源が優秀で、高負荷状態でない時はファンが回りません。比較的静かなPCになったのではと思います。

わざわざシールで 「 低負荷から中負荷でのサイレント動作。 このモードでは、ファンは回転しません。 」とお知らせしてくれます。「ファンが全然回らねーじゃんか!」っていうクレームが多いんですかね。メーカーさんも大変ですね。

正直なところ、価格.comで1位の無難なパーツを集めたような、ロマンのないパーツ構成ですが、今まで使っていたPCとの歴然たるスピードの差に満足しています。8コア16スレッドのタスクマネージャーはなかなか見応えがあります。

お値段としては、そこそこの金額になってしまいました。でも、このスペックのPCだったらあと10年は使えると思いますし、待ち時間が少なくなる、ストレスも軽減するなどのメリット考えると良い投資だったかなと思います。宝の持ち腐れにならないよう、勉強していきたいと思います。

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